ひのひかり通信

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地方国公立大学の良い点・悪い点

 こんにちは。ひのひかりです。

今回は私の通う地方国公立大学の良い点・悪い点について語っていこうと思います。

         

目次

はじめに

ここを見てる人は知ってるかもしれませんが、私は現在、地元ではないとある地方の国公立大学に通って一人暮らしをしています。
まず、なぜ地元を出てわざわざ地方の田舎の大学に行ったかと言うと、ただ単にセンター試験の結果が悪かったからです(直球)

身も蓋もない言い方ですが、実際こんな事情で進学した人は少なくないと思われます。
 
また、地方国公立大学って何だと思われた方もいるかもしれませんが、地方なので国立か公立か言ってしまうと大学がバレてしまうのでこう名乗っています。つらい。
これは言うまでもないけど国公立大学は国立大学と公立大学総称です。

国公立大学受験について

一般的に国公立大学受験はセンター試験がものを言います(AO・推薦等は除く)。
厳密には二次試験(大学独自の試験)の配点を大きくしている大学もあるため巻き返せるところもありますが、センター試験である程度の点数を取らないと苦戦することは必至でしょう。
私立においてもセンター利用という受験制度を構えているところも多いため、私大希望の人にとっても重要であるといえます。

自分の場合

自分の場合、センター試験でかなり悪い点を取ってしまい、志望校はすべて受かりそうにない状況に陥りました。(元々社会科目以外は大して勉強できなかったため悲惨な結果に)

合格しそうな大学を探して受けた前期試験で落ち、日程的に受けないだろうと思いテキトーに決めてしまった後期試験で合格し、大学生になりました。

後期試験は3月に入ってからあるため受けない人も多いのですが、だからといってテキトーに決めてはいけない(戒め)
受験を通して思ったことは「親を悲しませるのは精神的にくる」ってこと。
子供ガチャ失敗したとか思われてそうだし勉強くらいしておけばよかった。笑

地方国公立大学の良い点

参考になるかは分からないけど地方国公立大学の良いところを挙げておきまスゥゥゥゥ。

  • 学費が私立より安い
金額としては全然安くないんだけど、国公立だけあって私立よりは安いです。
地元出身者だとさらに学費が安くなる大学もあるそうです。
ただし家賃や食費は地方だからといって安いとは限らない(立地や店次第)。
  • その地域での就職に有利(その地域における大学の知名度とか交通費とか諸々)
例えば将来青森で就職したい人が青森の大学に進学したら就活しやすいよねって話。
自分には全く関係なかった
  • 自然が豊か(自然しかない)
めっちゃ草生えてます。
  • 学生の数がそこまで多くないため少人数の講義が行われやすい
自称進学校でよくある国公立信仰の1つに挙げられるコレ。
もちろん講義にもよりますが、後述するゼミはまさに少人数です。
  • 自分の希望したゼミに入りやすい(ゼミによる?)
少人数の講義の代表的なものとしてゼミが挙げられると思いますが、1人の教員に対して1学年あたり5〜10人程度と少人数で行われています。
私立と比較して絶対的な人数が少ないためゼミには入りやすいと思います。
自分の入ったゼミでは選考がありましたが選考のないゼミもあるようです。
  • 国公立大生を名乗れる
まぁ腐っても国公立大なので聞こえは良い(?)
大学名を名乗ると微妙な反応されるけど。
 

このように、地方国公立大学にも良い点はあります。
特に地元出身者なら実家ぐらしもできますし、金銭的負担が少なく済むのは魅力です。
自分の場合は前期や私立の学費免除の受験に落ちて迷惑をかけた経緯もあり、少しでも安いところに進学しようと思った結果こうなりました。あたしってほんとバカ。

地方国公立大学の悪い点

  • 田舎
大学の短所というより田舎の短所です。場所というのは重要だと思われます。
これは大学次第ですが「すごーい!」とはなりません。
まぁ「凄い」と言われるために大学に行くわけではないですが、少なくとも高学歴としては扱われません。
  • 立地が悪く交通が不便
これも大学というより地方の短所
お金があれば新幹線や特急、飛行機で何とかなりますがお金がないと厳しい。
気軽に都会に行って遊ぶみたいなことはできません。
  • 就活が不利
実際に就活しましたが、その地方が地元でなければ間違いなく不利です。
説明会やインターンシップは都市部で行われることが多く、参加するだけでも結構なお金がかかります。
真面目な話、就活の時期だけ都市部にアパート借りたほうがいいんじゃないかとさえ思います。
まぁ最終面接まで行けば大抵の場合交通費が出るからその点はありがたいけどね。


他にもバイト代が安いとか物価が安くないとか書こうと思えば色々書けますが、それは地方の悪い点だと思うのでこれ以上の言及は避けます。


とはいえこれらは主に地元じゃない地方国公立大学の場合ね。
地元の国公立大なら色々と違うと思います。

多分評価は悪くないだろうし地元就職なら実績も多いだろうし実家生なら金も全然かからない。

ここまで色々書いてきましたが、住んでいれば割と慣れます

少なくとも自分にとっては割と充実した生活が送れたような気がします。

蛇足:大学進学で地元から離れるメリット(?)

あと少し話が逸れるけど、地元から離れて地方の大学に行くことの利点、ありました。

2つあって、1つ目に知見が増えること。

もちろん地元でも知見は増えるとは思いますが、知らないところに行ったほうが増えるのではとは思います。

自分の場合、大学進学をするまで行ったことのないところだったということもあり、初めて知ったことも多くありました。

旅行が趣味になったのも大学進学が関わっていたりします。


2つ目に、「公序良俗に反さなければ多少やらかしても問題ない」ってこと。
変な話、どんなにクズと思われても卒業してしまえば関係ないと思ってます(自論)

卒業すればそこにいなくなるわけだし周りの人もバラバラに分かれるわけだし。
正直割と自由に振る舞ってる今の方が気楽でさらに友達が増えた気がするし、新しいことにもチャレンジできるようになった気がする。多分。
でもこれをやって何か支障をきたしても責任は取らないです(真顔)

あと思ったのが、地元から離れた地方国公立大なら人間関係を1から作れる、とか。
まぁ何というか、人生の中で一度は地元を出てみるのも良いかなと思います。
でも地元から地方の田舎の大学に行く場合は特にメリットデメリットを考えた上で行ったほうがいいよ、ってことが言いたかった……のかな?多分。w

さいごに

月並みなことを言うと、大学進学は必ず自分の意志で決めるべきだと思います。
担任の言われるがままに受けて後で後悔しても遅いしね。後悔先に立たずです。

幸い私は大学に進学してからソコソコやりたいことを見つけられたからまだ良かったけど、もしそういうのが無かったら大学辞めてたかもしれません。
というわけで、今回はこれにて終了です、ご覧いただきありがとうございました〜〜。