自動券売機で上りサンライズ出雲・瀬戸のノビノビ座席は買えます!!メリットや買う方法など
2018年現在、サンライズ瀬戸・出雲は日本で定期運行される唯一の寝台特急ですが、寝台料金の発生する切符は通常自動券売機では発券できません。
しかし!!上りサンライズ瀬戸・出雲のノビノビ座席は自動券売機での発券が可能です!!
というわけで今回は、ノビノビ座席と自動券売機について取り上げてみようと思います。
目次
控えめな経緯とか
先日東京に行く用があり、「どうせ行くなら面白い行き方をしたい!」ということでサンライズ出雲で行くことにしました。
そのときに「自動券売機で発券できないの?」と思い実際にやってみた、というのが今回の経緯です(経緯終了)
なお、サンライズ瀬戸・出雲についてはJRおでかけネットまたは乗車記をご覧ください。
発券方法
ここから具体的な発券方法について書いていきます。
なお、私は今回ほかの割引などは考えず、サンライズ出雲の特急券(ノビノビ座席)のみ購入しました。
今回私が利用した自動券売機は上の画像のものです。
文字で書いても良いのですが、それよりも非常に分かりやすいサイトをJRおでかけネットが作ってくれていたので是非ご覧ください。
進む手順としては、
- 時刻検索からきっぷを購入する場合、を選択
- 出発駅・到着駅・利用日時・利用人数を入力する
- 検索ボタンをクリックする
- 乗車する列車を選択する(ここでサンライズ出雲・瀬戸が出てくる)
- 乗車券を買うのか、特急券を買うのか、それとも両方買うのかを選択する
- 座席を選ぶ(選べない)
- 入金(カード可)
という流れになります。
(券売機の種類によっては多少違う可能性があります)
サンライズ出雲の特急券を買いました
— ひのひかり✨ (@HinoHikarinn) 2017年10月25日
これで11月某日に東京行きます〜〜!! pic.twitter.com/RmWwFDScnL
こんな感じに簡単に作れました。
乗車券とセットで特急券を発券する場合、利用日時をテキトーにするとヒットしないので注意してください(別の特急や新幹線が出ることも多い)
ネット上でも空席確認ができる
ちなみに空席確認は上り方面(出雲市→東京)のみネットで調べることが可能で、JR CYBER STATIONから調べることができます。
上り方面で利用したい人は一度参照してみると良いかもしれません。
これによって空席の有無をネット上で確認できるため、空席確認のために駅に行く必要が
自動券売機で買うことのメリット
「みどりの窓口で発券すりゃええやん!!」と思う方もいるとは思いますが、まず初めに自動券売機で発券することのメリットを挙げてみました。
- みどりの窓口でいちいち空席確認を取る手間が省ける
自動券売機で買える=みどりの窓口に並ぶ必要がありません。
時間帯によってはみどりの窓口がかなり混雑することもあるため、素早く購入できる自動券売機の方が少ない待ち時間で購入できます。
- みどりの窓口に並ぶ必要がないため短時間で発券できる
- 人と話すことなく発券できるためコミュ障にも優しい
※人によってメリットにならない場合があります。
自動券売機で買うことのデメリット
メリットだけ言って終わるのも問題なのでデメリットも紹介しておきます。
- 学割価格での発券はできない
この切符に限った話ではありませんが、乗車券に学割運賃を適用させたい場合は別途みどりの窓口で発券する必要があります。
そのため学割運賃を適用させたい場合は特急券のみ券売機で購入し、乗車券はみどりの窓口で買うという流れになります。
- 座席が選べない
これはちょっと驚きました。そのため「どうしても上段(下段)がいい!」「車内中央(端)がいい!」といったこだわりのある方は学割同様みどりの窓口で買いましょう。
(サンライズ以外にも一部列車で座席が指定できないことがあります。)
- 下り方面は購入できない
自動券売機で購入できるのは上り方面だけです。
そのため往復で購入することができず、下りのサンライズを利用したい人はみどりの窓口で購入する必要があります。
また、乗車券が600km以上ある場合は往復割引(1割引)が適用されるため、もし適用させたい場合は上り特急券のみ購入し、乗車券は別で買うという流れになります。
ちなみに自動券売機でも往復割引は適用されるため、みどりの窓口に並ばずして買うことができます(経路を選択して乗車券のみ購入を選べばOK)
自動券売機で買える理由
2018年現在、寝台切符は自動券売機では購入できません。
しかし、ノビノビ座席はその名の通り「座席」であり、寝台料金が発生しません。
そのため「座席だから購入できる」、が理由になるものと思われますが、なぜ下り列車は自動券売機で買えないかは分かりません(先述のJR CYBER STATIONも上り列車のみ確認可能なので何らかの関係がありそう)。
まとめ
自動券売機を有効に使うことで簡単に発券できます。しかしながら、みどりの窓口で買ったほうが都合がいい場合もあるため、うまく使い分けることが快適な切符の手配に繋がると思いました。
とはいえ実際に自動券売機を利用した感想としては「また使いたい」と思いました。
それは先日の「JR西日本30周年記念 乗り放題きっぷ」を発券したときにも実感しましたが、今後はより積極的に自動券売機を利用したいと思います(まぁ先程も言ったように学割を適用しての支払いはできないので、当分はみどりの窓口も併用することになりそうです)。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
東京に行ったときの記録ではありませんが、静岡で降りたときの記録もあるのでぜひ!!(記録としてはかなり珍しいかも)